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「赤字覚悟」 ボトルキープや食べ放題 居酒屋も熱い駆け込み商戦

 10月の消費税増税が迫る中、居酒屋でも駆け込み需要の取り込み商戦が熱を帯びている。懐事情に敏感なサラリーマンらの心をつかむため、増税後にお得にボトルキープできる引換券や肉の食べ放題などを打ち出して工夫を凝らす。

 「塚田農場」は九州の焼酎が手軽にボトルキープできるキャンペーンを展開中だ。9月中に焼酎をボトルで1本注文すると、500円の追加料金で10月から11月末の間にもう1本キープすることができる。

 宮崎、鹿児島両県産が対象で一升瓶の場合、約30種類から選べる。「増税後も来てほしいので赤字覚悟だ」(担当者)といい「富乃宝山」(1万260円)や「ひとり歩き」(8640円)などをそろえた。

 東京・新橋の店舗でボトルを注文した男性会社員は「(消費税率)2%アップで居酒屋への足が遠のくことはないが、お得に愚痴を言える居場所が確保できた」と喜んだ。

 外食大手コロワイドグループが運営する「牛角」や「かまどか」「しゃぶしゃぶ温野菜」では、9月末までスマートフォンの画面などでクーポンを掲示すれば生ビールを何杯でも1杯95円で堪能できる。

 増税を控え財布のひもが固くなる時期に、定額の食べ放題コースを仕掛けるのは外食大手のワタミ。「和民」や「坐・和民」「鳥メロ」で牛タンや黒豚、鶏のしゃぶしゃぶが楽しめる。いずれも飲み放題付きで9月末までは4000~4298円。

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