その後は社内的に再発防止策をまとめ、実施してまいりました。税務当局からの指摘を踏まえ、所得税を修正申告し、納付もしました。金品は一時的に保管したもののすでに返却を行っていること、また発注業務に問題がないことを確認していますが、コンプライアンス上、疑義を持たれかねない事態と考えており、厳粛に受け止めているところです。
今回の事態は私を含めてすでに社内処分を行っております。今後、より一層のコンプライアンスの徹底に努めてまいりたいと思います。私からは以上です」
《岩根社長の会見冒頭の説明は3分で終了した。その後、広報室長の進行で質疑応答に移った》
--まず、今回の金品の受領ですが、誰が、いつ、どのように受取っていたのか、事実関係を教えてください
岩根社長「社内に調査委員会を設置しまして、平成30年までの7年間にわたり調査を行った結果、物品等を渡されたものは20名いました。金額の総額は3億2千万円です。いずれも現時点では儀礼の範囲内以外は返却をしています」
--社内処分はどんな処分なんでしょうか。あと、社長職の辞任などは考えていますか
岩根社長「すでに本件の調査内容を受け、関係者の処分を行っています。報酬返上を含む処分です。一番の問題は、会社として対処すべき問題を、個人として対処していたことだったと思います。当社の社員が預かった金品を個人の管理下に置いていたということは不適切でした。本件を会社として厳粛に受け止めておりまして、今後とも再発防止策を確実に実施し、職務にあたってまいりたいと思います」