ぐるなびのチョットぐな話

東北エリアの旅情報を多言語で発信 (1/2ページ)

 2016年4月の東京版オープン以来、わずか3年で利用者数年間3500万人という日本最大級の訪日外国人向け観光情報サービスへと成長した「LIVE JAPAN PERFECT GUIDE」(以下、LIVE JAPAN)。施設情報や飲食店情報、目的地への交通案内など、日本を旅する外国人観光客に役立つさまざまな情報を発信する、ワンストップ型のWEBサービスだ。東京に続き、18年7月には北海道、19年7月には関西版がオープンし利用者数はますます増加。第4弾の「LIVE JAPAN PERFECT GUIDE TOHOKU」が9月12日にグランドオープンした。

 東北6県の18年の外国人宿泊者数は約120万人、新潟県では約40万人という過去最高の数字を記録。東北エリア全体にさらなるインバウンドの発展が期待される中、滞在時間の長期化と域内の消費拡大を促すツールとしてLIVE JAPANに大きな期待が寄せられている。東北観光推進機構、全日本空輸、東急、日本航空、東日本旅客鉄道、ぐるなびの6社・団体が推進委員会として発足。発信は日本語、英語、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語、マレーシア語、インドネシア語、タイ語の8言語で行われている。

 LIVE JAPANは「情報コンテンツ」「LIVE情報」「便利機能」の3つの大きな特徴を有している。「情報コンテンツ」は、外国人と日本人の編集部が連携して記事や動画を制作し、日本の文化や観光情報を国別ユーザーの好みに合わせて配信するもの。「LIVE情報」は、イベントや空席情報、クーポンといった正確かつ詳細な情報を店舗や施設が自ら発信するもの。そして「便利機能」は、経路案内や交通情報などの「経路検索機能」とコインロッカーやWi-Fiスポットなどの検索が可能な「便利マップ」とで構成。19年7月には、災害発生時に掲載施設自らが登録可能な災害支援情報を多言語で発信できる「災害情報タイムライン」も加わった。

Recommend

Ranking

アクセスランキング

Biz Plus