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リニア新幹線工事で47項目の確認書送付 静岡県、JR東海に 

 リニア中央新幹線工事をめぐり、静岡県は30日、トンネル湧水の全量を大井川へ戻す方法や中下流域の地下水への影響など「引き続き対話を要する事項」として47項目を列挙した確認書をJR東海に送付した。このうち県境から長野、山梨両県に流出するトンネル湧水への対応については、4日に同社と静岡県の専門部会の委員らが意見を交換する。

 確認書の内容は、主に水資源に関するものが29項目。生物多様性に関するものが18項目だった。

 JR側に対し、水資源に関しては、毎秒3トンというトンネル湧水の上限値は「暫定値であり、環境への影響が大きい場合は見直す可能性がある」との認識を共有するよう要求。県境の湧水流出問題では、代替工法と比較した上で、下り勾配でのトンネル掘削の可能性を検討するよう求めた。

 さらに、大井川に戻す湧水の水質には国の管理基準より厳しい自主基準を設定し、冬期の水温管理の具体的な処理方法を示すよう迫っている。

 静岡県は、JR側から全項目について説明を受けた上で、最終意見書の作成に向けた協議を行うことにしている。

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