--原発への信頼が崩れたなかで、ガバナンスやコンプライアンスのきいていない企業が原発を担っていいのかという声があることをどう受け止めているか。なぜ電事連会長も社長も続けるつもりなのか
岩根社長「なんとしても第三者委で徹底的に検証し、これを世間に公表して少しでもご理解いただいくことで、リスタートを切らせていただきたい。他の電力会社にも申し訳ない気持ちでいっぱいです。ただ、原子力の課題は多いので、電事連の他社の社長とお話をし、私として何ができるかを考えていきたい」
--八木会長にも恫喝の言葉があったのか
八木会長「私の原子力事業本部時代に、私の持っていった手土産をなぜ受け取れないのかと厳しい言葉で激高されました」
--そのときに自分が会社の問題として声を上げていればとの反省は
八木会長「いまから見ると甘かったなと。会社について何か一石を投じていればと大いに反省しております」