韓国輸入自動車協会は4日、日本車の9月の新車販売台数が前年同月比60%減の1103台だったと発表した。日本による半導体材料の輸出管理の厳格化に反発して日本製品の不買運動が続いていることが影響した。外国車の販売台数に占める日本車の割合も昨年9月の16%から6%に落ち込んだ。日本車販売台数は2カ月連続の大幅減となった。
ブランド別では、トヨタ自動車が62%減の374台、日産自動車が87%減の46台、日産の高級ブランド「インフィニティ」が69%減の48台、ホンダが82%減の166台。一方、トヨタの高級ブランド「レクサス」は50%増の469台だった。
日本政府が今年7月に輸出管理を厳格化して以降、韓国では日本製品の不買運動が広まり、ビールや乗用車などの売り上げが減少。影響は観光分野にも波及している。(共同)