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上期の新車販売、N-BOXが3年連続首位

 令和元年度上期(4~9月)の車名別販売台数で、ホンダの軽自動車「NーBOX」が前年同期比16・2%増の13万6047台と、3年連続で首位だった。消費税増税前の駆け込み需要も一部あったようだが、上位10位中4位までを軽が占めるなど、消費者の低価格志向が顕著だった。日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が4日発表した。

 軽では7月に全面改良されたダイハツ工業の「タント」が39・4%増、3月に全面改良された日産自動車の「デイズ」が29・7%増と、大きく販売を伸ばしたが、N-BOXが強さを見せつけた。

 軽自動車を除く登録車に限ると、トヨタ自動車のハイブリッド車(HV)「プリウス」が2年ぶりの首位に返り咲いた。昨年12月に部分改良され、22・5%増と販売を伸ばした。

 新型車でみると、4月に3年ぶりに国内投入されたトヨタのスポーツ用多目的車(SUV)「RAV4」が3万9299台で登録車13位、5月に発売されたマツダの「マツダ3」は1万8395台で登録車24位だった。

 9月単月でも、NーBOXが前年同月比26・4%増の2万8484台で25カ月連続で首位を維持した。

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