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国交相、全日空など航空各社に注意喚起 伊丹、羽田での刃物持ち込み

 赤羽一嘉国土交通相は4日の閣議後記者会見で、大阪(伊丹)、羽田両空港の全日本空輸の保安検査場で刃物の機内持ち込みを防げなかった問題をめぐり、1日付で全日空など航空会社と空港管理者に対し、保安検査の手順確認など注意喚起したと述べた。

 赤羽氏は「機内持ち込み制限品の確実な検査やこれらを検出した際の基本的な対応を徹底するなど、保安検査の手順の再確認などについて注意喚起を行った」と言及。今回の問題に対し「大変遺憾だ」と述べた。

 全日空によると、刃物を持ち込んだ乗客は伊丹空港で羽田行きの便に搭乗し、羽田空港で全日空のジャカルタ行きに乗り継いだ。伊丹では保安検査場の係員がナイフを発見したが誤って乗客に返却。羽田の保安検査場でも係員が手荷物のエックス線画像を確認したが、ナイフを見落とした。

 赤羽氏は、来年の東京五輪・パラリンピック開催を念頭に、「今年度中に羽田空港、成田空港の国際線保安検査場のエックス線検査装置を機内持ち込み制限品を発見しやすい先進機器に一新するなどの取り組みを行っている」と言明。「今後も官民で危機意識を共有し連携しながら航空保安対策を徹底したい」と強調した。

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