金融

SOMPO、駐車場シェア参入 最大手アキッパを関連会社化

 損害保険大手のSOMPOホールディングスは3日、駐車場のシェア事業に参入すると発表した。駐車場シェアリングの最大手akippa(アキッパ、大阪市)の株式約33.4%を1日付で取得し、関連会社にした。SOMPO傘下の損害保険ジャパン日本興亜の保険代理店が、自動車を手放して駐車スペースの空いた顧客をアキッパに紹介し、貸し出しを提案する。

 人口減少やマイカー所有にこだわらない消費者が増加する中、車の保有台数は減少傾向にある。一方で使われない駐車場は増えており、空いた駐車場の有効活用を図りたい考えだ。

 損保ジャパンの保険代理店が持つ顧客網を活用し、免許返納などを理由に自動車保険を解約する顧客に対して、空いた駐車場を持っている場合には、アキッパへの駐車場シェアリングに登録を勧める。登録されれば、代理店には紹介手数料が入る。

 アキッパはスマートフォンを使って、車の運転手に活用されていない月極駐車場や車庫などの駐車スペースを紹介している。現在の会員数は150万人。駐車場登録数は3万件超。今後、損保ジャパンと協力して顧客開拓を進め、3年後に会員数1000万人、駐車場登録数で20万件を目指す。

 保険会社は売上高の半分以上を占める自動車保険が減少することを見込み、収益の多角化を急いでいる。SOMPOはカーシェア事業にも参入しており、アキッパの駐車スペースを車の受け渡しにも活用するなど協業を拡大する。

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