経団連は、大企業と創業から間もない「スタートアップ企業」との連携推進に向けた交流イベントを1日に東京都内で初めて開催した。協業を探る機会を設けることで、新たな事業を生み出す狙いがある。今後、月1回ペースで開催を予定している。
スタートアップ側は人工知能(AI)を活用したサービスを提供する企業など約30人が出席し、手掛けている事業を紹介した。経団連の会員企業で新規事業を担当する役員クラスの約70人と意見を交わし、双方の参加者から「情報交換ができ、有意義だった」との声が聞かれた。
経団連はデジタル革新を活用して課題解決につなげる社会「ソサエティー5.0」の実現を掲げており、デジタル技術に強い企業の意見を取り入れることが不可欠になっている。ITやベンチャー企業の会員を増やすため、入会資格の規定を昨年11月に緩和した。今年5月の組織改編では、非会員のスタートアップ企業が参加できる委員会を設置した。