メーカー

ノーベル化学賞、旭化成「社員の士気向上に期待」

 受賞の知らせを受けた旭化成は9日夜、「旭化成名誉フェロー 吉野彰へのノーベル化学賞授与が決定」と題したニュースリリースを発表。「リチウム電池の原型となる二次電池を世界で初めて考案し、製作した」と業績をたたえた。

 同社は、かつて東芝と合弁で行っていた電池事業からは撤退したものの、主要部材のセパレーター(絶縁体)で長く世界トップに君臨。石油化学製品や住宅などとともに主要な収益源となっている。

 平成27年には、米セパレーターメーカーのポリポア・インターナショナルを約2600億円で買収。現在は日米で生産設備の増強を進めており、令和3年度に生産能力を平成30年度比で倍増させる計画だ。

 吉野氏の“弟子”で、記者会見に立ち会った研究開発センターの松岡直樹エキスパートは「(受賞は)研究だけでなく、ビジネスでも社員の士気を高める」と喜んだ。

Recommend

Ranking

アクセスランキング

Biz Plus