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三菱グループが新財団 若い人材育成、10年で100億円

 三菱グループは16日、来年の創業150周年を記念して、若い人材の教育を支援する新財団を立ち上げたと発表した。

 1日に設立された「三菱みらい育成財団」は、三菱グループの主要27社から資金拠出を受け、今後10年間で100億円を支援に充てる計画。人材育成に寄与する教育プログラムや、それらを推進する学校などが対象で、来年春に初年度の募集要項を公表する。

 16日に都内で行った記者会見には、記念事業委員会の委員長を務める宮永俊一三菱重工業会長や、新財団の理事長に就任した平野信行三菱UFJフィナンシャル・グループ会長が出席。宮永氏は「(グループの)原点に立ち戻り、今後も輝く未来の礎であり続ける」と説明。平野氏は記念事業として何をすべきか検討した結果、「明るい未来を築く若者たちを育てていくことが一番大事だとまとまった」と話した。

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