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ケンミン食品、タイ産「はるさめ」投入 中国への委託生産から切り替え

 ケンミン食品は、ビーフンの主力工場であるタイ工場で生産した「はるさめ」を日本と米国市場に投入する。同社のはるさめはこれまで、中国企業に委託生産していたが、原料価格や人件費の高騰、米中貿易摩擦による価格競争力の低下などを背景に、ビーフン製造で培った技術と国際的な品質基準のもと5月からタイ工場での生産に切り替えていた。

 タイでのはるさめ生産は、来年の創業70周年に向けた「3カ年中期事業計画」の一つで、当面は年間500トンの生産能力でスタートし、2030年には同2000トンに引き上げて国内シェア10%を目指す計画。

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