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スマートグラス開発活発化 5G導入見込み 高速・大量通信のメリット享受

 スマートグラス(眼鏡型ウェアラブル端末)をめぐるサービス開発が国内で活発化してきた。次世代通信規格「5G」が来春に本格導入されれば、高速・大量通信のメリットを享受できるからだ。

 「日本は他の国にない、独特なアプリ開発の力がある」

 7日、3次元の複合現実(MR)のスマートグラスを開発した中国のベンチャー、Nreal(エンリアル)のメディア向け発表会。ジョシュア・ヨー副社長は、日本でアプリの開発者を募集する意義を強調した。

 エンリアルのスマートグラスは、スマートフォンなどと接続して利用する。眼鏡端末本体の重量は88グラムで、同種の製品に比べて大幅に軽量化したことが特徴だ。3次元の世界を表現できるため、2次元のAR(拡張現実)技術を使ったゲームアプリ開発業界などから注目されている。

 開発者に選ばれた1社のGraffity(グラフィティー、東京都渋谷区)は、スマートグラスを用いたゲームを開発し、テーマパークなどへの導入を目指す。

 5G時代の新しいコンテンツとして、スマートグラスに注目しているのがKDDI(au)で、5月にはエンリアルとの戦略的パートナーシップを締結したと発表した。KDDIは、日本人が着用しやすいデザインにカスタマイズしたり、他の企業と連携して5G普及を見据えたサービスの実証実験を行ったりする。実証実験のパートナーとして、メルカリが参画する。

 一方、海外では、米グーグルが5月、スマートグラス「Google Glass」の最新版を発表したほか、米フェイスブックもスマートグラスの開発を進めている。

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