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東京モーターショー開幕 「ホンダVSトヨタ」小型車で競う

 24日、東京ビッグサイト(東京都江東区)などで開幕した東京モーターショーに、ホンダは来年2月に投入する新型「フィット」を出展した。11月の発売を内定していたが、供給を受けようとしていた部品の不具合で遅れた。同月には「ヴィッツ」から改称するトヨタ自動車「ヤリス」の投入も予定されている。いずれも小型車を代表する人気車種であることから、販売競争の激化は必至だ。

 ホンダは23日に開催した報道向け発表会で、4代目となるフィットを世界初公開。八郷隆弘社長は「新しい時代の小型車の標準を作り上げることを目指した」と話した。

 ガソリン車とハイブリッド車(HV)を設定し、HVには2モーターハイブリッドシステム搭載する。これまで同システムを「i-MMD」として展開してきたが、フィットから呼称を「e:HEV」に切り替えて訴求する。インターネットでつながるコネクテッドサービスにも対応する。

 一部モデルに搭載予定だった「ドラム式」の電動パーキングブレーキに不具合が見つかり、ホンダはこれを「ディスク式」に切り替える。発売時期の後ずれに関して八郷氏は「短期的には影響があるかもしれないが、長期的な競争力には自信がある」と強調した。今後発表される両車の価格や燃費性能が焦点となりそうだ。

 一方、東京モーターショーの開会式が24日開かれた。参加企業・団体数は前回を上回る187。日本自動車工業会(自工会)の会長を務めるトヨタ自動車の豊田章男社長は「これからの車は技術革新によって街とつながり、人々の暮らしを支える社会システムの一部になる」とあいさつした。

 今回は、電機や通信など自動車産業以外の企業の参加が目立つ。職業体験ができる人気施設「キッザニア」の出展のほか、超小型車やカートの乗車体験も用意し、車の愛好者だけでなく子供連れにも楽しめる展示内容へと転換を図っている。

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