工作機械大手のファナックが28日発表した2019年9月中間連結決算は、最終利益が前年同期比50.8%減の401億円だった。米中貿易摩擦の影響を受けて、中国市場で設備投資需要が落ち込んだことが響いた。売上高は24.4%減の2609億円だった。中国市場の影響を受けやすい台湾での販売が落ち込んだほか、欧州や日本も低調だった。20年3月期通期業績については、最終利益の見通しを従来の603億円から579億円に引き下げた。
工作機械大手のファナックが28日発表した2019年9月中間連結決算は、最終利益が前年同期比50.8%減の401億円だった。米中貿易摩擦の影響を受けて、中国市場で設備投資需要が落ち込んだことが響いた。売上高は24.4%減の2609億円だった。中国市場の影響を受けやすい台湾での販売が落ち込んだほか、欧州や日本も低調だった。20年3月期通期業績については、最終利益の見通しを従来の603億円から579億円に引き下げた。