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ドコモ、3Gとiモードを終了 シニア買い替え促す

 NTTドコモは29日、第3世代移動通信システム(3G)の回線を使った携帯電話サービスを2026年3月末に終了すると発表した。3G回線のみに対応する従来型携帯電話(ガラケー)や一部のスマートフォンの利用者は通話やデータ通信ができなくなる。ガラケーでインターネットを使える「iモード」のサービスも同時期に終了する。

 ドコモの携帯電話の契約者のうち1400万人がいまだに3Gを使い続けており、特に60、70代の利用者が多い。シニア層にとってはスマホの使い方が分からず、利用料金の高さなども懸念されている。ドコモはこうした点を踏まえ、ガラケーからスマホに乗り換える利用者に11月1日から端末代金と通信料金を割引くプランを提供する。

 KDDI(au)は既に22年3月末に3Gサービスの終了を表明済みで、ソフトバンクも終了時期を検討中。それぞれスマホへ乗り換える際にお得な料金プランを用意する。

 スマホへの移行が進めば、動画配信やネット通販など、さまざまなサービスを提案しやすくなる。国内の携帯電話料金に値下げ圧力がかかる中、スマホへの移行促進は通信以外の事業の育成に弾みをつける狙いもある。

 携帯大手の3Gサービスとスマホへの乗り換え促進策

 【NTTドコモ】

 ・3Gは2026年3月末に終了

 ・3Gから4G対応端末への機種変更で端末代を最大2万円割引

 ・60歳以上を対象にスマホへの乗り換えで通信料金を月額最大1700円割引

 【KDDI(au)】

 ・3Gは2022年3月末に終了

 ・60歳以上を対象にスマホへの乗り換えで24時間かけ放題の国内通話と1ギガバイトのデータ通信のプランを月980円で提供

 ・3G契約者に電話や訪問でサービス終了の案内を予定

 【ソフトバンク】

 ・3Gの終了時期は検討中

 ・スマホへの乗り換えで1回5分以内無料の国内通話と1ギガバイトのデータ通信のプランを月980円で提供

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