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日立、20年3月期の業績下方修正

 日立製作所は30日、2020年3月期連結決算の業績予想を下方修正し、売上高を当初より3000億円減の8兆7000億円に、最終利益を750億円減の3600億円にそれぞれ引き下げた。

 米中貿易摩擦を背景に、中国など海外の事業環境が厳しさを増していることや、円高による影響を見込んだ。記者会見した西山光秋最高財務責任者(CFO)は「経済環境、貿易関係の見通しは難しい。不透明と言わざるを得ない」と述べた。

 同時に発表した19年9月中間連結決算は売上高は前年同期比6.0%減の4兆2213億円、最終利益は1.9%減の1892億円だった。英国での鉄道事業の売り上げ減少や、中国でのエレベーター販売が不調だったことが響いた。

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