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全日空、12月から香港発着便縮小へ 需要が急減

 全日本空輸は31日、混乱が続く香港を発着する便の需要が急減したことを受け、12月から来年3月にかけて香港発着便の運航計画を縮小すると発表した。便数や席数を減少させる。全日空によると、今年8月から10月までの香港便の運航実績は前年同期よりも2割ほど減少しているという。

 現在週14往復ある成田空港の発着分は、12月1~27日、来年1月5日~3月28日の期間、7往復に減便。中部国際空港発着分は12月1~18日、来年2月4日~3月28日の期間、週7往復の運航を休止する。

 また関西国際空港発着分では、12月1~18日、来年2月4日~3月28日の期間、現在より小型の機体を使用し、1便あたりの席数を現行の202席から146席に減らす。週7往復の運航本数は変更しないという。

 同社は「3月29日以降の運航計画については未定だ」(広報部)としている。

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