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アウディ「A1スポーツバック」を全面改良 運転支援など強化

 独アウディの日本法人、アウディジャパンは1日、小型車「A1スポーツバック」を全面改良し25日に発売すると発表した。平成23年発売の初代に続く2代目。コンパクトさを維持しながら室内を広くしたほか、上級モデル並みの運転支援システムや、スマートフォンとつながるなどのデジタル面の機能も搭載している。

 衝突回避ブレーキは、霧などで視界が悪くても歩行者などに反応する、最新型を標準搭載。車内デザインはスポーティーに一新し、黄色など鮮やかな車体カラーをそろえた。液晶ディスプレーはタッチパネル式も選択できる。自動車用スマホアプリとの接続やワイヤレス充電機能も選べるほか、アウディが「聴く」を意味するラテン語であることにもちなみ、スピーカー11個の高音質オーディオシステムもオプションとした。

 車体はホイールベースを95ミリ広げた。エンジンは1・0リットルと新開発の1・5リットルの2種類を設定、走りにもこだわったという。

 価格は365万円(消費税込み)から。

 フィリップ・ノアック社長は東京都内での発表イベントで「パワフルなデザインや先進機能などを凝縮した。乗り込んだ瞬間に、アウディらしさを感じていただける」とアピールした。

 東京・渋谷で今月22日にリニューアルオープンするファッションビル「渋谷パルコ」と連携したイベントを年内に行い、20~30代の若者らにアピールする計画という。

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