ニュースレビュー

Friday eye 11.1

 ●渋谷スクランブルスクエア開業

 東京・渋谷駅に直結する大規模複合ビル「渋谷スクランブルスクエア」の東棟(地上47階建て)が1日、開業した。渋谷エリアで最も高い230メートルを誇るランドマークの誕生により、2012年から続いてきたエリアの再開発は節目を迎えた。“若者の街”から脱却できるかどうかが注目される。式典で、運営会社の高秀憲明社長は「渋谷の魅力を多くの人に楽しんでもらいたい」と語り「防災の拡充、国際競争力の強化に貢献する」と抱負を述べた。災害時には3日以上の電源供給が可能。

 ●レジ袋有料化、来年7月に延期

 経済産業省と環境省は1日、プラスチック製レジ袋の有料義務化に関する制度の見直し案を公表した。準備期間が必要との産業界の意見を考慮し、実施時期を来年4月から来年7月に延期することを盛り込んだ。また、環境に配慮した素材や繰り返し使える厚手の袋などを有料化の対象から外す方針を示した。両省の審議会小委員会は1日、合同会議を開いて議論し、大筋で了承した。意見を取りまとめた上でパブリックコメント(意見公募)を経て年内にも制度を改正する予定だ。

 ●日産、業績回復へ12月から新体制

 日産自動車は1日、内田誠専務執行役員が12月1日付で社長兼最高経営責任者(CEO)に就任し、新体制が発足すると発表した。発足を早めて経営の空白期間をなくし、業績の回復を急ぐ。内田氏が業務全般を統括。最高執行責任者(COO)には三菱自動車のアシュワニ・グプタCOOが就く。

 ●近大もウナギの人工孵化成功

 近畿大は1日、絶滅危惧種に指定されているニホンウナギの人工孵化(ふか)と50日間の初期飼育に成功したと発表した。この分野では国立研究開発法人の水産研究・教育機構が人工孵化させて育てた成魚に再び受精卵を生産させ、次の世代を誕生させる「完全養殖」を研究室で成功させて先行しているが、近畿大も商業利用実現を目指して研究を継続する。

 ●五輪マラソン札幌開催が決定

 東京都、国際オリンピック委員会(IOC)、東京五輪・パラリンピック組織委員会、政府の4者協議が1日、都内で開かれ、五輪のマラソン、競歩は暑さを避けるために札幌市で開催することで決着した。唯一、反発していた東京都の小池百合子知事は「同意はできないが、IOCの決定を妨げることはしない。合意なき決定だ」と述べた。

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