日本自動車工業会(自工会)は5日、4日に閉幕した第46回東京モーターショーの総来場者数が延べ130万900人だったと発表した。豊田章男会長(トヨタ自動車社長)が掲げた目標の100万人を達成。車を中心とした従来の展示から、未来の乗り物や暮らしを体感できる形に変化させたことで人気を博した。
10月24日からの期間中には超小型車やカートの試乗体験に加え、レーシングゲームの腕前を競う「eスポーツ」の大会や小型無人機ドローンのショーが開かれた。来場者は77万人だった2017年の前回から大きく増えたが、今回は新たに設置した無料エリアの一部を訪れた人数も含む。
東京モーターショーは隔年の開催で、次回は21年。豊田氏は「今回見ていただいたものが、どれだけ進化するのか想像してほしい。その想像をはるかに上回るものを2年後にまた提案したい」とのコメントを出した。