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富士フイルム通期最高益へ 富士ゼロ完全子会社化で上方修正

 富士フイルムホールディングスは12日、富士ゼロックスを完全子会社化したことを受け、2020年3月期連結決算の最終利益見通しを従来予想より70億円高い1620億円に上方修正した。通期としては過去最高となる見通し。

 富士フイルムは今月5日、米ゼロックスが保有する富士ゼロックス株25%分を買い取り、完全子会社化すると発表。8日に手続きを完了した。これまで米ゼロックス側に計上されていた富士ゼロックスの利益の一部も富士フイルムが取り込むことで、利益が膨らむ見通しとなった。

 売上高見通しについては、円高や中国景気減速を受け、従来予想より450億円低い2兆4350億円に引き下げた。

 19年9月中間連結決算は売上高が前年同期比3.5%減の1兆1321億円、最終利益が6.6%減の611億円だった。富士フイルムの助野健児社長は記者会見で米ゼロックスが米HPに買収提案を行ったことについて「米ゼロックスには今後も製品供給を続ける。当社の業績に大きな影響はない」と語った。

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