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東芝、親子上場解消を発表 3社にTOB、2千億円

 東芝は13日、東芝プラントシステムと西芝電機、ニューフレアテクノロジーの上場子会社3社を完全子会社化すると発表した。親子上場を解消し、経営の一体化を進めるのが狙い。

 3社に対して株式公開買い付け(TOB)を実施し、株式の保有比率を100%に引き上げる方針。取得金額は合計で2千億円前後になる見通しだ。

 東芝の上場子会社は、この3社以外に東芝テックがある。車谷暢昭会長兼最高経営責任者(CEO)は同日の会見で東芝テックについては「現時点で持ち分の変動は考えていない」とした。

 親会社と子会社がそれぞれ株式を上場する親子上場をめぐっては、親会社が支配的立場を利用し、少数株主に不利益を与える可能性があるといった問題点が指摘されている。

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