自動車レース最高峰、F1シリーズで日本唯一のエンジン系供給者のホンダが、4年前の再参戦後1勝もできなかった昨年までと打ってかわり、今年3勝目を17日、ブラジルグランプリ(GP)で飾った。激変した動力ルールでの苦戦を乗り越えて復活を支えたのは、ジェット機部門まで含めた「オールホンダ」技術陣の奮闘だ。
「ホンダのパワーユニット(PU)は非常にいいパフォーマンスを見せた」
自身としても今年3勝を挙げたレッドブル・ホンダのレーシングドライバー、マックス・フェルスタッペンは技術陣を評価した。さらに2位もホンダ勢が占めて28年ぶりワンツーフィニッシュで、17日はくしくも創業者の本田宗一郎氏の誕生日-という快挙。田辺豊治F1テクニカルディレクターは、チームや選手らをたたえ「次の最終戦、来季につながる非常にいいレースになった」と喜びをかみしめた。