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目に入る光、初の自動調節 J&Jがコンタクトレンズに新機能

 ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J、東京都千代田区)は19日、光に合わせてレンズの色が変わり、目に入る光を自動で調節するコンタクトレンズ「アキュビュー オアシス トランジションズ スマート調光」を発表した。米J&J本社が調光レンズ技術で定評のある米トランジションズ・オプティカル(フロリダ州)と共同開発した。調光機能を備えたコンタクトレンズは世界初という。

 同製品は本来の視力補正機能にとどまらず、パソコンやスマートフォンの画面を見たり、夜間にクルマを運転したりしている際の対向車のヘッドライトなど、日常生活のさまざまなシーンで生じる目に対するストレスを調光機能で和らげる。

 この日、都内で開かれた発表会で講演した北里大医療衛生学部の半田知也教授(視覚機能療法学)は「まぶしさなど目に対する光ノイズを調光することで見方の質、生活の質が改善する」と調光機能の有益性を語った。

 1箱6枚入りの2週間交換タイプで、価格はオープン。12月12日から全国で順次販売を始める。

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