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Jパワーがカナダのベンチャーファンドに出資

 電源開発(Jパワー)は26日、カナダのベンチャーキャピタルが組成したファンドである「クリサリックス・ロボバレー・ファンド」に、500万ドル(約5億4千万円)を出資したと発表した。二酸化炭素(CO2)回収有効利用技術である「CCU」の加速に活用する。

 クリサリックスはエネルギーや環境分野のベンチャーやスタートアップと呼ばれる新興企業に数多く出資している。JパワーはCCUによって火力発電におけるCO2排出量の大幅削減を実現し、石炭を燃料として有効活用させることを狙っている。今回のファンド出資を通じ、関連技術を持つベンチャーなどとの連携を深める考えだ。

 このほかにも発電設備のモノのインターネット(IoT)や人工知能(AI)導入による発電所の運転保守の高度化も目指していく。

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