共有オフィス「ウィーワーク」を運営する米ウィーカンパニーの日本法人が、東京都渋谷区に日本では最大規模の拠点をオープンした。拠点数は計２６となった。
ウィーは米国の本体が経営難に陥り、筆頭株主のソフトバンクグループが約１兆円の追加支援策を打ち出している。
新拠点は、ＪＲ渋谷駅に直結する大規模複合ビル「渋谷スクランブルスクエア」の３７階から４１階に約３５００席を配置。ソファを並べたラウンジや利用企業の専用ブースを備える。出先として利用する大企業のほか、他企業との交流を求めるベンチャー企業が既に入居している。
日本法人の高橋正巳副社長は「渋谷は日本一のオフィス市場となっている。（企業同士の）出合いの場も提供したい」と話している。日本法人はソフトバンクとウィーの共同出資で設立された。