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ファンケル創業者・池森会長が退任 キリンとの提携を主導

 化粧品や健康食品を手掛けるファンケルは11日、創業者の池森賢二氏(82)が31日付で会長職を退くと発表した。来年1月1日付で代表取締役でない名誉相談役に就く。業績立て直しと、8月に資本業務提携を発表したキリンホールディングスとの関係強化に一定のめどがついたためとしている。

 池森氏は1981年に現在のファンケルを設立した。2005年に名誉会長となりいったん経営の一線から退いたが、業績の伸び悩みを受けて13年に会長に復帰した。サプリメントやスキンケアの事業を強化するため、キリンとの提携を主導した。

 池森氏の退任に伴い、山口友近取締役専務執行役員が新たに代表取締役になる。社長の島田和幸氏は続投する。

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