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再建中のJDI、いちごアセットが最大900億円支援へ

 経営再建中のジャパンディスプレイ(JDI)は12日、独立系投資顧問会社いちごアセットマネジメントから800億~900億円の金融支援を受けることで基本合意したと発表した。これまで協議を続けてきた香港ファンドら企業連合による金融支援が今月末までに実施されないことを条件に、いちごアセットと来年1月中に最終契約し、2~3月に資金調達の完了を目指す。

 菊岡稔社長は12日の記者会見で、いちごアセットについて「(株式の)長期保有を前提として、事業再生に熱心な投資家だと感じている」と強調。「何度も先方とお会いして、熱心なサポートをいただけそうだということで心を強くしている」とも語った。

 JDI支援をめぐっては、米アップルなども最大4億3千万ドル(約460億円)を出資するとしていたが、アップルとは、支援方法を出資から切り替えて白山工場(石川県白山市)の一部設備を購入する案も含め、2億ドルの資金調達を協議することで合意。台湾の電子機器受託製造サービス(EMS)大手ウィストロンも、同様に5千万ドルの資産を購入する案を協議しているという。

 JDIは今年9月末時点で1016億円の債務超過に陥っており、財務体質の強化が急務になっている。しかし、9月に金融支援の枠組みから中国ファンドなどが相次いで離脱し、混迷が続いていた。いちごアセットの大規模支援が実現すれば、再建の後押しになりそうだ。

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