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九電、中東で初の発電事業 ガス火力に出資、収益の多様化狙う

 九州電力は19日、子会社を通じてアラブ首長国連邦(UAE)の天然ガス火力発電事業に出資すると発表した。出資額は数十億円で、九電が中東地域の事業に参画するのは初めて。電力小売り全面自由化で本業の先行きが厳しい中、収益源を多様化する狙い。

 出資先は総出力200万キロワットの「タウィーラB発電造水事業」で、1日73万トンの海水淡水化装置も備える。電気と水は政府系公社に販売し、事業全体の売り上げは年約320億円に達する。

 九電の子会社キューデン・インターナショナルが11月、事業運営会社の株式の6%相当と運転保守会社の株15%相当を日揮ホールディングスから取得する契約を締結した。この事業には丸紅も出資している。

 この出資で、九電グループが海外の発電事業で権利を持つ出力は計242万キロワットとなり、2021年に240万キロワットとしていた目標を前倒しで達成する見通し。

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