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イングランド銀行の会見を取引に活用か 委託業者が不正提供、数秒早く内容把握

 英中央銀行イングランド銀行(BOE)は18日、カーニー総裁らの記者会見の音声データを、委託業者が「外部顧客」に勝手に提供していたと発表した。英メディアによると、提供先は金融商品を高速取引するヘッジファンドとみられ、数秒早く内容を把握し、取引に活用し利益を得ていた可能性がある。

 英金融行動監視機構(FCA)が調べる見通し。BOEは重要政策決定後のカーニー氏らの記者会見を配信している。通常は動画配信しているが、配信に問題があった場合に備え、バックアップ用として音声データを取っていた。

 英紙タイムズによると、委託業者は今年初めから音声データを横流しした。動画よりも音声の方が圧縮や送信などに時間がかからないため、5~8秒早く伝送できていたという。

 BOEは音声データを不正提供していた業者名を公表していないが、タイムズ紙は金融市場ニュースを提供する会社とつながりがあると説明している。(共同)

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