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関電が個人向け海外旅行業 収益多角化へ、第1弾ベトナム

 関西電力は、個人向けに海外旅行を販売する事業を始めた。傘下に設立した「トラポル」(大阪市)が手掛ける。

 第1弾としてベトナムの企業と提携し、観光地化されていない穴場を巡る旅を提案するという。電力自由化で競争が激しくなる中、収益源の多角化を図る。

 旅行を申し込むと、トラポルに登録されているベトナム在住の若者と無料通信アプリLINE(ライン)で事前に交流できる。この若者が現地でガイド役となる。

 旅行代金は2泊4日で飛行機やホテルのランクに応じ、7万~15万円台を想定。月40件の利用を目指す。

 トラポルは社内ベンチャー制度により設立。関電側が600万円、事業を発案した社員が400万円を出資した。5年間営業して収益や将来性を見極め、存続を判断する。

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