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浅草六区ショービズ街の賑わい取り戻せるか インバウンドのナイトライフ充実 (2/2ページ)

 高度成長期に入ると、カラーテレビ放送などの新しい娯楽に押されて、浅草六区を訪れる人の流れが少なくなり始め、1964年の東京五輪を過ぎたころから、地盤沈下が進んだ。お笑いのビートたけしさんが前座時代を過ごすなど、芸能の才能を育む土壌は今でも引き継がれているものの、渋谷や新宿などに比べると集客力は弱い。2000年代に入ると、すべての映画館が閉鎖されるなど、興行の街としての転機を迎えている。

 浅草(東京都台東区)は、2018年度に年間5500万人以上の観光客が訪れるなど、屈指の観光地として注目を集めている。とくに、外国人観光客にとっては、雷門や浅草寺は日本らしさを体験できる人気の高い観光資産となっている。

 浅草周辺には新しいホテルの開業や建設ラッシュが続いており、滞在時間を長期化できる環境は整いつつある。ただ、宿泊している多くの外国人観光客からは「ディナーや社交場を含めた夜の時間を楽しめる場所が少なく、地元の人たちとコミュニケーションできる機会も少ない」との声もあがっている。

 浅草六区エリアマネジメント協会の安田代表理事は「かつて歓楽街として賑わった浅草六区を、浅草では数少ないナイトライフを充実させた場所にしたい。外国人観光客と日本人観光客、地元の人たちが交流しやすい取り組みを継続的に実施していく」と意欲を示している。

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