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パナが2月に新型電子黒板 教師の意見聞き操作性向上

 パナソニックは、小中高校で使われる「電子黒板」の新製品を2月に発売する。現場で働く教師の意見を聞き、画面を分割して複数の教材を同時表示する機能を加えるなど操作性を向上。画面には高精細の4K液晶パネルを採用した。同社は使い勝手の良さをアピールし販売拡大を目指す。

 電子黒板の名称は「ジョインボード」。65型と75型の2種類があり、想定価格はそれぞれ66万円と154万円。画面分割により、教科書を表示しながら、その横に生徒の回答などを簡単に映すことが可能だ。背面に搭載していたスピーカーを前面に移し、生徒が動画の音声などを聞き取りやすいように改善もした。

 パナソニックの電子黒板の国内シェアはシャープに次ぐ2位。2020年度の販売台数は18年度の1.4倍の4000台を目指す。

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