日本マクドナルドは28日に開いた「夜マック」新メニュー発表会で、国産米を使った特製バンズで具材を挟んだ「ごはんバーガー」3品を、2月5日から全国で販売すると発表した。米飯を使ったバーガーを販売するのは同社としては初めて。時間帯別メニューの強化の一環だが、米飯を食べたい人や和食へのニーズに応え、30代、40代の取り込みを狙う。
新メニューは「ごはんてりやき」(税込み店頭価格390円)、「ごはんベーコンレタス」(同410円)、「ごはんチキンフィレオ」(同410円)。バーガー類の人気商品3品の中身をそのまま“活用”。円盤型に成形した米飯バンズは、しょう油ダレを塗って焼くなど、食欲をそそるように仕上げた。
販売は午後5時から閉店までの夜間帯で、単品価格に300円を追加すると、ドリンクとサイドメニューが付くバリューセットになる。5月中旬までの期間限定商品だ。
ごはんバーガーは2016年に商品開発に着手、昨年2月には愛知と宮城両県でテスト販売を実施し、販売にこぎ着けた。
下平篤雄副社長は「夜時間帯にはまだ成長の余地がある。30代、40代にも楽しんでもらえる商品に仕上がった」と話した。