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新幹線「ALFA-X」北海道を試験走行 厳寒地でデータ収集

 JR東日本は12日未明、次世代新幹線の開発に向けた試験車両「ALFA-X(アルファエックス)」の試験走行を、新函館北斗駅(北海道北斗市)で公開した。北海道での試験走行は初めてで、厳寒地でも安全走行できるようデータを収集するのが目的。

 氷点下の午前1時半すぎ、青森方面からゆっくりと入線。今月末まで道内での試験走行を数回行う予定で、雪上でのブレーキ性能や、青函トンネルを抜ける際のトンネル内外の気温や湿度差で機器に結露などの悪影響が出ないかどうかを調べる。

 次世代新幹線は、北海道新幹線が札幌まで延伸する予定の令和13年春までの導入を目指す。試験車両は昨年5月に完成し、これまで東北新幹線の仙台-新青森間を中心に試験走行を重ねてきた。

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