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DMG森精機、営業増益 令和元年12月期連結決算

 工作機械大手、、DMG森精機が14日に発表した令和元年12月期連結決算は、売上高が前期比3・1%減の4857億円だったが、営業利益は3・0%増の373億円を確保した。最終利益は2・8%減の179億円。

 受注額に占める中国の割合が10%を切っており、米中貿易摩擦の影響を最小限に食い止めた。利益率の高い航空宇宙分野向けの5軸加工機などの受注も堅調に推移した。

 森雅彦社長は同日、東京都内での会見で、「自動運転に関連した車載用コンピューターなど、半導体関連の受注が増えている。元年10~12月で底を打った」との見方を示した。

 令和2年12月期連結業績予想は、売上高が17・7%減の4000億円、営業利益が46・4%減の200億円、最終利益は52・8%減の85億円。森社長は「新型コロナウイルス感染拡大による影響を織り込んだ」と述べた。

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