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渋野日向子選手、今年も引っ張りだこ 主戦に立つ前から“バブル”に沸く (1/2ページ)

 所得税などの確定申告の受け付けが、17日から全国の税務署などで一斉に始まった。女子ゴルフの渋野日向子(21)=サントリー=も一躍、高額納税者の仲間入り!?

 2019年の昨年、42年ぶりにメジャー制覇するなど国内外で5勝を挙げた。獲得賞金は合わせて約2億2460万円。スポンサー契約も含めて昨年の総収入は2億5000万円ほどになりそうだ。

 ちなみに国税庁のサイトによれば所得税は4000万円を超えると税率は45%。その他住民税もある。必要経費などの控除金額にもよるが、単純計算ながら渋野の納税額の1億超えは間違いなさそうだ。

 納税も契約金も「億」

 先月24日、地元・岡山東税務署で一日署長を務めた。一昨年の獲得賞金は下部ツアーで約710万円、ホールインワン賞金600万円のみ。ツアー賞金は“ゼロ”だった。だから「去年は自分一人で手書きで申告しました」と笑ったが、「今年は億超え…。税理士さんとやります。税金が岡山の皆さんの役に立てられるのは光栄です」と。21歳にしてこの貢献度、“シンデレラの贈り物”である。

 「今年も1億円超え、狙います」

 こう宣言した渋野だが、グリーンという主戦のフィールドに立つ前から“バブル”に沸いている。

 年明け早々「サントリー」と所属契約した。メジャー制覇しているだけに契約金は宮里藍さんクラスの年間1億円、3年契約(推定)といわれている。今月6日には医薬品大手の「興和」とスポンサー契約。タイガー・ウッズを8年以上にわたってサポート、松山英樹や女子スキージャンプの高梨沙羅らも支援する。同社の外用鎮痛消炎剤バンテリンが有名である。

 また14日には車のドライブレコーダーでは国内シェアトップの「コムテック」がスポンサーになった。こちらはテレビCMも流れることになっている。

 ある広告代理店に聞いた。

 「メジャーを勝って知名度は格段に上がった。誰にでも好かれるあの笑顔…。好感度は抜群です。新規スポンサーなら1社年間、3000万円から5000万円前後にはなるでしょう」

 昨季から継続のスポンサーもずらりと並ぶ。「RSK山陽放送」、空調機器関連の「ミック工業」、建築関係の「キャンデル」、コンビニポイントでおなじみの「Tポイント」、ゴルフクラブの「PIN」、ゴルフボールの「タイトリスト」、ウエアの「ビームス」、シューズの「ナイキ」…。新規を含めて既に11社。さらに日本航空も名乗りを上げている。となるといま存在するだけで、ン億円はくだらない。渋野周辺は“独り勝ち状態”なのだ。

 「全英というメジャーを勝ってから世界が変わった。小説が書けるくらいの激動の1年だった。夢みたいです」

 昨年末、渋野はこう話したがいま、“夢世界”ではない。渋野自身が自らの力で引き寄せた現実なのである。

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