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新型コロナの検査試薬開発へ 富士フイルム、早期供給目指す

 富士フイルムホールディングス傘下の富士フイルム和光純薬(大阪市)は20日、新型コロナウイルスを高精度で検出するPCR検査に使う試薬の開発に着手したと明らかにした。感染拡大で試薬の不足が懸念されており、早期の供給を目指す。

 PCR検査は喉を綿棒でこすって採取した粘液などに含まれるウイルスの遺伝子を専用装置で増幅して検出する。試薬は増幅のために加えるもので、富士フイルム和光純薬によると、通常は開発に3カ月程度かかるが、新型コロナウイルスの遺伝子の解析は既に進んでおり、短時間で開発できる可能性があるという。

 新型コロナウイルスのPCR検査に使う試薬は、スイスのロシュなどが増産している。日本企業では、タカラバイオ(滋賀県草津市)が中国の大連市から要請を受けて生産を増やしている。

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