世界のあらゆる社会課題を技術で解決する起業家の世界一を選ぶ「エクストリームテックチャレンジ（ＸＴＣ）」の世界大会が６月にフランスで開かれるのを前に、日本代表選考会が東京都内で開かれ、宇宙ベンチャーのアクセルスペース（東京都中央区）と３次元プリンターによる義肢製作のインスタリム（同世田谷区）が代表に決まった。
アクセルスペースで事業を担当するアヘイヴァ・カテリーニャ氏は「日本に強い宇宙ベンチャーがあることを世界に発信したい」と強調。また、インスタリムの徳島泰最高経営責任者（ＣＥＯ）も「熱い志を持った起業家が日本にはたくさんいることをアピールしたい」と述べ、世界大会への意気込みを語った。
日本代表選考会は、起業支援のガイアックスなどによる実行委員会が主催。選考会には６１人の起業家から応募があり、書類選考などで選ばれた９人が、５分の持ち時間を使って事業の概要や将来性について４人の審査員の前で発表した。