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「高輪ゲートウェイ駅」14日開業 最新技術のショーケースに

 JR東日本は9日、山手線と京浜東北線の新駅「高輪ゲートウェイ駅」を報道各社に公開した。開業は14日だが、新型コロナウイルスへの対策で開業記念行事は開催しないという。

 新駅は、山手線の品川-田町間に位置し、山手線では1971年開業の西日暮里駅以来、30駅目の開業となる。JR東は新駅を最新技術の実用化や実証実験を行う場と位置付ける。改札内には、人工知能(AI)を搭載したカメラセンサーが利用客の選んだ商品を認識し、利用客が交通系ICカードで決済できる無人コンビニ店舗を開業する。

 このほか、警備、清掃、案内などそれぞれ異なる機能を搭載したロボットの実証実験を始める。

 駅舎には、岩手、宮城、福島の東北3県のスギの木が使われており、世界的建築家の隈研吾氏が手掛けた。JR東の担当者は、「世界中の先進的な企業と人材が集い多くの人が行き交う駅になれば」と話している。

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