新型コロナウイルスの感染拡大を受け、外出を控えて自宅で過ごす「巣ごもり消費」が増えている。家で食べる冷凍食品や総菜の売り上げが大幅に伸びているほか、臨時休校の子供のためにボードゲームや学習ドリルもよく売れている。
関西と首都圏にスーパー「ライフ」を展開するライフコーポレーションによると、3月1~7日のインスタントラーメンの売り上げは前年の同時期に比べ7割増となり、冷凍食品も5割増だった。牛乳も2割増で、学校給食がなくなった影響と考えられるという。
コンビニのローソンによると、2月のレトルト食品の売上高は前年同月比約4割増、総菜も約1割増だった。3月に入っても同じ傾向が続いているという。宴会の自粛で「家飲み」需要も伸び、キリンビールの2月の販売実績(数量ベース)は第三のビール「本麒麟」が22%増、「一番搾り」の缶ビールも8%増だった。広報担当者は「箱買いや6缶パックを中心に売れている」と話す。
臨時休校で在宅の子供が増えた影響も出ている。日本トイザらスによると、カードゲームやボードゲームのほか、「家の中でも体を動かしたい」(担当者)という需要から小型のジャングルジムも人気だという。ジュンク堂書店池袋本店では、政府の休校要請の発表直後に小学生向けの学習ドリルが爆発的に売れ、売り上げが前年の同じ時期に比べて約2倍になった。