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駅そば、ロボで人手不足解消 中央線東小金井駅が1時間40食提供の実証実験

 JR東日本子会社のJR東日本スタートアップ(東京都新宿区)は、ロボットベンチャーのコネクテッドロボティクス(同小金井市)などと共同で、JR中央線東小金井駅(同市)構内のそば店で、自動調理ロボットの実証実験を行っている。外食産業の人手不足解消が狙い。4月15日まで実験し導入可能性を探る。

 電子マネー決済などと組み合わせれば、無人店舗への道を開くものとなる。新型コロナウイルス感染拡大で衛生管理に関心が集まる中、「人が介在しない無人店舗は将来の感染症対策にもつながる」(JR東スタートアップの柴田裕社長)という。

 コネクテッドが開発したアームロボットは腕の長さが約90センチ。生そばをゆでて、水で洗って締めるといったそばの調理を担う。1時間当たり40食を調理できる。最後の盛り付けは店員が行うが、ロボットの活用で、従業員1人分の作業を代替できるという。

 人による調理は、仕上がりにばらつきが生じやすいが、「ロボの活用で混雑しているような忙しい時でも常に一定の品質の料理を提供できる」(コネクテッドの沢登哲也社長)のも強みだ。外食産業は人手不足に悩まされており、ロボットの活用による省人化、生産性の向上が求められている。特に駅そばは営業時間が長く利用者も多い。労働環境の改善が課題になっていた。そば店を運営する日本レストランエンタプライズ(東京都台東区)は検証を進め、来店客数の多い店での導入を検討する。

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