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全日空、万博で空飛ぶタクシー 2025年の大阪万博、空港と夢洲を定時自動運航

 全日本空輸が、2025年の大阪万博で小型の電動垂直離着陸機を使った自動運航の「空飛ぶタクシー」のサービスを検討していることが30日、分かった。関西空港など周辺の空港から会場の夢洲を結ぶ定期運航を目指す。全日空は世界から注目される大阪万博で最初にサービスを導入することで、空飛ぶ車が社会的に受け入れられるか普及の可能性を探る考え。

 全日空の空飛ぶタクシーは、4人程度が乗れる小型の電動垂直離着陸機「eVTOL(イーブイトール)」を使用。パイロットが同乗する可能性もあるが、基本的にシステムによる自動運航とする方向で検討している。富裕層を主な顧客として時刻表を設定して運航する方針で、関西空港や神戸空港、大阪市の中心部の駅などから夢洲までの10~30キロ程度を飛行する。機体の詳細や運賃などは今後詰める。大阪万博で実施を目指す理由について、関係者は「海上を運航するので比較的安全性が高い」と説明した。

 「空飛ぶ車」とも呼ばれるeVTOLは需要増が期待されており、日本航空も住友商事や米航空機メーカーと業務提携し、20年代の実用化を目指す。日航は当初、地方空港と都市を結ぶ交通手段として導入を始め、将来的には成田・羽田両空港と周辺の20~150キロ離れた都市や観光施設などを結ぶ運航を検討している。

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