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JR北海道、GWも特急減便 新型コロナ感染拡大で利用者減

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、JR北海道は31日、当初は4月23日までとしていた在来線特急の減便について、5月6日まで継続すると発表した。記者会見を行った島田修社長は「インバウンド(訪日旅行)の回復は、ゴールデンウイーク期間中は期待できない。その分、輸送力を調整しても問題ない」などと説明した。

 ただ、国立アイヌ文化施設「民族共生象徴空間(ウポポイ)」(北海道白老町)の開業予定日の4月24日に合わせ、最寄り駅に停車する特急2本は再開する。

 24日以降も減便を継続するのは、札幌-旭川10本▽札幌-室蘭4本▽札幌-函館4本▽札幌-帯広4本。

 不採算路線見直しで5月7日に北海道医療大学-新十津川(47・6キロ)を廃止する札沼線ついては、GW期間の混雑を抑制するため、石狩当別-新十津川の指定席化を検討する。

 昨年3月31日に運行を終えたJR石勝線夕張支線の「ラストラン」に多くの鉄道愛好家が集まったことから、島田社長は「クラスター(感染者の集団)をつくるきっかけになってはいけない。決まれば早い時期に知らせたい」と述べた。

 また、感染拡大の影響による減収見込みについては、「収入が半分になっている状況が4、5、6月も続くという粗い推測値」と断った上で、今年度分も含め6月までに約130億円に上るとの見通しを明らかにした。

 3月の利用者数が北海道新幹線と在来線特急で約7割減、新千歳空港と札幌を結ぶ快速「エアポート」も約5割減となっており、「(2月28日に)緊急事態宣言が道知事より出されたあたりから様相が一変した。収入が半分になっている状況は、そのまま続いている」とした。

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