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土日の都内への来訪者が4割減 自粛要請の効果浮き彫り

 新型コロナウイルスの感染拡大による外出自粛で、土日に東京都の隣接県から都内に来訪した人の数が約4割減少したことが31日、分かった。都の感染者が急増する中で、都と近郊の各県が外出自粛を求める共同声明を出し、行動制限の影響が本格化し始めた形だ。行楽イベントの中止や鉄道など公共交通機関の減便でさらに人出が減少する可能性もある。

 ヤフーがニュースや検索機能、天気予報サービスなどをまとめたアプリ「Yahoo! JAPANアプリ」の利用者の位置情報から、人の移動状況を解析した。アプリの利用時間などから、居住者か来訪者を区別、都外の居住者が来訪した流れを推定した。

 ヤフーによると、3月28、29日の土・日曜は、都内への来訪者が2月1、2日に比べて、埼玉県からは62・5%、千葉県からは60・0%、神奈川県からは60・3%の約4割減になった。29日は関東の広い範囲で雪が降り、積雪があった影響もあるとしているが、政府や自治体からの自粛要請が一定の効果をもたらしたと分析している。

 来訪者の減少は2月下旬ごろから始まったが、3連休で花見客が目立ち、「自粛疲れ」による緩みが指摘された3月21、22日は前週から増加した。

 JR東日本は4月の臨時列車を軒並み運休する予定で、東京メトロも減便を検討している。休日の行楽イベントの中止が長引けば、影響は大きくなるばかりだ。

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