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シャッター街と化した横浜中華街 「東日本大震災以上に人がいない…」

 首都圏など7都府県を対象に出された緊急事態宣言から一夜明けた8日、新型コロナウイルスの感染拡大への懸念から、すでに多くの店舗が営業を取りやめている横浜中華街(横浜市中区)は、さながら“シャッター街”の様相を呈していた。

 「コックを雇っているから今日は店を開けたけど、明日から最低2週間は閉じるつもり。食べ物を出すところは9割は休業しているだろう」

 ほとんどの店が休業している中、この日も営業していた料理店の70代男性店主はそう明かした。男性が知るだけでも、中華街では新型コロナウイルスの影響で経営が立ち行かなくなった店舗が2つあったという。「東日本大震災のとき以上に人がこない。ここで商売を始めてから、こんなことになったのは初めてだ」とこぼした。

 土産物店の男性店員は「緊急事態宣言が出たのが夜だったので、昨日は本社が(営業を続けるか否か)判断がつかなかった」と、苦笑いを浮かべて店を開けている“事情”を説明した。

 この日はランチ営業で書き入れ時のはずの午後0時半すぎになってもあたりは閑散としていた。町のランドマークともいわれる中華街大通りの「善隣門(ぜんりんもん)」の下を通る人影を数えると1分間にわずか13人。それもスーツ姿のビジネスマンや近隣の店舗関係者らばかりで、観光客の姿はほとんどなかった。

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