金融

ぜんち共済が新型コロナ感染の知的障害者に特例措置 施設療養でも入院保険金

 知的障害者・発達障害者向け保険を扱う少額短期保険のぜんち共済(東京都千代田区)は、新型コロナウイルス感染症に罹患(りかん)した被保険者が病院以外で治療せざるを得ない場合も特例措置として入院保険金を支払うことを決めた。千葉県の障害者福祉施設で起きた集団感染を受けた措置。

 主に知的障害者が入所している「北総育成園」(千葉県東庄町)で3月、集団感染が発生した。感染した障害者の中には環境変化に敏感な人も多く、医療機関側の配慮で、入院せず施設にとどまって医師の治療を受けているという。これを受け、ぜんち共済は再保険会社と交渉、病院以外の施設での治療も入院保険金の支払い対象とすることで合意した。これまでは「入院」に該当せず支払いの対象外だった。常に医師の管理下で治療に専念した期間を入院と見なし保険金を支払う。

 他の障害者福祉施設などでも保険期間中に新型コロナに感染したと診断され、受け入れる病院の配慮で自宅や施設で治療した場合、同様の対応を行う。知的障害者などを対象とした保険を扱うAIG損害保険も、診断書など証明書類の提出などを条件に同様な対応をとる方針だ。

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