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アクセス殺到 事業者向け「持続化給付金」の申請開始 

 経済産業省は1日、新型コロナウイルスで売り上げが大幅に減った中小企業や個人事業主に最大200万~100万円を支給する「持続化給付金」の申請受け付けを始めた。インターネットによる電子申請で手続きを簡素化し、最速で8日から支給を始める。

 午前8時半に申請が始まり、午前中にはアクセスが殺到し、一時、つながりにくい状態になったという。

 給付金は法人が最大200万円、フリーランスを含む個人事業主が最大100万円。農業や漁業などの1次産業や製造業、飲食業、小売業のほか、作家や俳優業まで幅広い業種での利用を想定している。今後も事業を継続する意思があることなどが条件だ。

 前年比で50%以上、売り上げが減少している月が申請の基準になる。これをもとに想定される減収額を算出し、上限の範囲内で給付する。

 申請には、前年から売り上げが減った月の売上台帳のコピーや確定申告の書類が必要で、電子化したり、撮影して画像にしたりして添付する。給付金は銀行に振り込まれる。

 経産省は1日からコールセンターを開設。午前8時半から午後7時まで、5~6月は毎日、相談を受け付ける。フリーダイヤル0120・115・570。申請のホームページは、https://www.jizokuka-kyufu.jp/

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